HOME > ナレーターたちの物語 > 小さな奇跡 > 第13話・堀場亮佑「新人ナレーター一番星(前編)」

声優からナレーターへ・声優ミゼラブル

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2015年12月17日 ナレーターメルマガ294号より転載

新人ナレーター堀場亮佑(ほりばりょうすけ)。現在25歳。
猪鹿蝶からの2015年春改編でTBS「スーパーサッカー」テレ東「チャージ730」に大抜擢された。秋にはCX「人生のパイセンTV」に参戦。最速でチャンスをものにした、若手ナレーターでもっともホットでラッキーな男だ。
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何も経験がなく、巨大声優養成所に入るが、養成所講師からの『あんた声優向いてない』の一言で脱落。そこから彼の人生が始まった。

そんな彼の実像は、必ず相手の言葉を受け止めながら話す優しさがある。言い換えれば、人見知りでシャイ、引きこもり気味な性格でもある。ラジオを聴き、自作ボイスサンプルをいじるのが好きな、根っからのインドア派だ。

堀場「漠然と生きていて、その先のことは考えるのを避けてきました。きっと今でもバイト先の焼肉店にいたはずです」

そんなある日、渾身のサンプルが猪鹿蝶マネージャーの耳に止まった。リズミカルでポップなアプローチが新鮮だったからだ。

堀場「これは大チャンス!と思いました。でも『もっとテレビにもっとフォーカスしないとダメ』と言われ、本当の意味での緊張感が走った。その頃の精神状態はアップアップでした」

その時は、どんなことをしてたんですか?

堀場「とにかくテレビを見て、売れっ子のナレーションをコピー練習してました。語尾に注意してました。”決める””放り投げる””変化させる”などですね。とあるトップナレーターが時々使う語尾が僕の耳には”エクスタシーで震えてるように”聞こえて、すごく面白くて。そういうのは聞いたらその場で何度も繰り返してました」

それだとアップアップとは思えないんですが‥

堀場「サンプルを【仕事がとれるもの】にしたくて考え込んでたんです。といっても具体的なアイデアもないし。でもこの足踏みが悪循環で、『アクションしてないのに、結果が出てないことに焦燥感を感じる』という負のループに入ったりしていました」

ようやく作った次のサンプルで番組が決まったのですか?

堀場「決意を決めてスタジオバーズに飛び込みはしたんですが‥‥当初、情報番組を狙ったのに、全然うまくいかない。収録時になって『きみ情報難しいかもね』と。『スポーツに絞っていかない?』と提案いただいて、本来の目的とは大きく違うサンプルになっちゃったんです。手応えはまったくなかったのですが、番組につながっていって驚きました。コピーしてたHJさんありがとうございますって感じです(汗)」

仕事が決まりだしてから意識の変化はありますか?

堀場「とにかく、それまでにも増してテレビを研究してます。ナレーション表現は番組作りの流れの中にあるんだと気付いたからなんです。だからナレーションのない、スタジオトーク部分も含めてぜんぶ通して観ることにしてます。番組構成を理解しておくことがナレーションにも役立つんです」

ナレーション以外でのそれ以前と変化した部分はありますか?

堀場「それまではまったくと言っていいほど、運動しなかったんですが、声を出すためにも体を動かそうとフットサルを始めました。それに千円のTシャツを着まわしてたんですが、現場に入るために服にも気をくばるようになりました。なんとか人並みに稼げるようになったのもありますけど。それに彼女とのデート回数が増えました(笑)」

彼女いたんだ!ただの引きこもりかと思ってた(笑)

堀場「実は初レギュラーが決まる直前から付き合い始めたんです。幸運の女神かなーなんて(笑)」

栄光への一番星をつかんだ彼。しかし試練は始まったばかり。

後編は、夜空を彩る新星のひとつとなった堀場が語るもっともフレッシュな「現場」インタビュー。乞うご期待。

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