HOME > ナレーターたちの物語 > わらしべナレーター亀子の「明日はどっちだ?!」 > 7話・ウチの上を通りすぎたオトコたちの巻

声優からナレーターへ・声優ミゼラブル

2006年8月10日 ナレーターメルマガ17号より転載

番組ナレーション,CM

◉亀子:謎配はん…ここらでちょっとエエやろか。このところのメルマガ掲示板は、他のライターへの励ましのお便りばっかりやおまへんか。ウチ憎い…なんで…なんで…きぃ!

◯謎配:あ、たぶんアレですよ、アレ。亀子さんには女性っぽい話もないですし…キラめいてないですし…

◉亀子:阿呆ナ!ウチかて…ウチかて女やもん…何人もの男がウチの上を通り過ぎていきおしたんェ。最初の男は…アクション俳優おした。私服がカンフー着ってとこがアレおしたけど、未だに想いは残ってるンよ。普段は着ぐるみの中に入って生計をたててはってね、汗が…キラめいてたナ。エエ体してはって…あの太い腕で腕まくらしてもらうの…好きやった。  

◯謎配:へえ。亀子さんからパトロン以外の男性の話、初めて伺いましたよ(^_^;)

◉亀子:うん。でも当時のウチは仕事がすかんぴんで時間だけは売るほどあった時期。一日中ゲームばっかりしてたンよね。そしたら、ある朝突然彼から『亀子さん、ボク、彼女ができました』って報告されてネ。寂しさゆえに愛が芽生えて、お互いを知って愛が終わったんやワ…

◯謎配:あー…

◉亀子:次の彼は同業者で、仮にユン様としときまひょ。ミュージシャンおしたから、艶っぽい歌声やったな…寝る前に耳元で囁かれて”肩の向こうに山が燃え”ましたナァ。

◯謎配:”戻れなくてももういい”くらいだったんだ。

◉亀子:その頃のウチは一転、おとなビデオでほこほこやったさかい…気がついたらお金つっこんでたナ…彼にも…ウチにも。彼が好きや言う女性像に近づくために整形したりネ。

◯謎配:えー!本当に戻れないw!ちなみに同業者だと、つきあい方ってどんな感じなんですか?

◉亀子:当時ユン様には、番組ナレーションのレギュラーや小ヒットアニメ、CMがあったし、『お前のプレイはあそこがダメ、ここがダメ』とダメ出しばっかりされてました。

◯謎配:そうやって高め合えるんだ。

◉亀子:歯車がかみ合ってなかったのは、ウチの方が稼いでたって事なんおす。色んなこと言うてはったけど、なんか腑に落ちんかったな…

◯謎配:あー…

◉亀子:朝起きたら、その彼が手をついて〈金、貸してください!〉って事も…。結局、ウチがご飯を食べさせてたし…

◯謎配:え?え?え?彼だってレギュラーとかあったんでしょう。食べるには十分稼げてたはずですよ?

◉亀子:なぜか、別れてすぐに200万するギターを手に入れてはりましたナ。

◯謎配:ええ~!?しかも結局別れたんですか?

◉亀子:ある日、友達の女の子から『ユン様から告られたの!お先に!』って報告されてね…その友達、ウチとユン様がつきおうてるの知らんかったんやろか…

◯謎配:あの…言いにくいんですけど…ユン様本人は、最初からつきあってるつもりはなかった…のでは…?

◉亀子:はぅッ…!?

次回、日陰者の亀子がついに大手事務所へ所属する!
一体、いかなるイカサマで潜りこめたというのであろうか?!
『大手事務所はおみやげ持って』
謎配がつきつけた過去の清算に、真っ白な灰と燃え尽きてしまった亀子の明日は、どっちだ?!

ナレーターを応援したいナレーターを応援したい







ナレーターたちの物語ナレーターたちの物語

ナレーター,ナレーション,知識,情報,ナレーター,ナレーション,知識,情報,

ナレーター,ナレーション,マネージャー,専門,事務所,ナレーター,ナレーション,マネージャー,専門,事務所,