HOME > ナレーション知識 > ナレーターメルマガ読み切り集 > vol.5 バラエティの感情表現が空回りする

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2014年7月3日ナレーターメルマガ253号より転載

※この文章はナレーター専門ネット掲示板ナレーションの虎での議論の転載です。

=【問い】=
バラエティ原稿を読む際、感情を込めようとすると、気持ちが高ぶりすぎてしまい、早口になってしまったり、声が裏返るなど制御が効かなくなってしまいます。
"テンション上げるのとはしゃぐのは違う!!"と言われて、はっとしました。
かといって、セーブしようとしすぎて、小さな表現になってしまうのも、違うなーと感じます。はしゃぐのではないのなら、どのような種類の感情を、どんな分量で込めてらっしゃるのでしょうか??体感としては、どんな感覚、また、その配分をつかめたきっかけのようなものはあるのでしょうか?


=【虎からの答え】=

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃バラエティでうわずらないために┃
┃■投稿:山上智         ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
 はじめに「テンション高い=若者用語での”高揚感”」ではありません。”tension”は英語本来の意味では「緊張感やストレス」などを意味するそうです。これを踏まえて表現界では『(観られている中での)集中力』といった意味で使っています。『舞台ではテンションあがってると座ってるだけでも汗かく』などと言います。

 どういう感覚か…は字で伝えるにはなかなか難しいのですが、よく言われるのは「想像上のカメラで自分を斜め上からみてる」ような感じかもしれません。むりやり体感してもらうために言うと…パーティなどで(目上のかたへのバースデーサプライズで構いません)司会役になった時、自分自身も盛り上がってなければいけませんが、同時に”聞き取りやすいように”話していたり、間をとったり、どこかで客観的な視野も同居している感じと似ています。

 さてダイアモンドさんが大きな表現ができるのであれば「伝わるように”コントロール”することが課題」です。ずばり「観せることを前提とした意識」と「技術力」です。感情ではありません。感情は誰にでもあり千差万別で問題ないからです。

 書き込みをみる限り、ダイヤモンドさんの答えはすでに出ていて「早口になっても理解できる喋り方」「興奮しているのに裏返らない声の出し方」の基礎技術を探せば良いのです。あとは反復練習あるのみ。反復して覚え込んではじめて「集中しながら客観性を持つ」というマルチタスクを実行できるからです。
技術によって「大きな表現をしてるけど無理なく聞こえる」ことができるようになったら、現場で生き生きと【テンション高く読む】ことができると思います。

▼初心者にはひとつ注意点。
最初から自分をコントロールしつつ大きな表現をすることは難しいです。なのでレッスンでは「とにかく表現を大きくする」こともあります。テレビでは成立しないくらいの大きな表現を求めることも。「できないからやらないのと、できるけどやらないは意味が違う」からです。
もしダイアモンドさんがこの段階なら、コントロール云々は後回しにしてまずは大きな表現をすることに集中してください。
(1)稽古場→試して伸ばす場
(2)ボイスサンプルやオーディション→選ばれる場
(3)現場→要求に応え、次も呼ばれるための種をまく場
上記3つはそれぞれやることが違うということを踏まえて、練習に臨んでください。

いかがだったでしょうか「ナレーションQ&A」。
現在ダイヤモンドさんから『具体的な練習方法は?』とさらなる質問もきています。
http://goo.gl/hKXtRP
このメルマガを読むプロの皆さんもぜひ回答してあげてください(私なりの答えは書きました)。

また「営業アピールについて」「キャスティングに向けて何をすべきか」「読みを進化させたい」など、”プロ”に近づくための質問も受付ています。ぜひ書き込みしてください。
ただしあなたが話す相手は最前線で戦うシビアな「虎」であることは忘れずに…^^;

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