HOME > ナレーション知識 > あおい洋一郎&佐藤賢治の「ナレーター虎の穴」 > 第5夜・新人ナレーターが決まっていく瞬間

ナレーター目指してるからプロになった瞬間は何があったんだろう?

2009年3月5日ナレーターメルマガ106号より転載

ナレーション,ナレーター,あおい洋一郎,佐藤賢治,

洋一郎 連載開始から半年ぶりに帰ってまいりました『ナレーター”虎の穴”』!今回のテーマは、ずばり【新人ナレーターが”決まっていく”瞬間】です。

賢治 そのテーマって、半年前に3話にわたって話した「ナレーターってどうやってなるの?」とかぶってません?

洋一郎 そ~んなことはないですよ!仮にそうだったとしても、みんなもう忘れてますし(笑)。どっちかというと「新人が選ばれるチャンスを探す」というニュアンスが強いというか。

里美 (いきなり乱入)こんにちわ~。ナレーターの畠山里美(はたけやまさとみ)で~す。

洋一郎 あ!地方アナウンサー出身で、上京後フリーになりその後「ニュースステーション」「思いっきりテレビ」など報道や情報番組の世界で活躍、現在ではスクールバーズの教壇にたつ、畠山里美さんじゃないですかぁ~!

賢治 あおいさん、あいっかわらずすんげぇ説明台詞だなぁ~(笑)でもおかげで情報はばっちりわかりました。で、いきなりですけど、畠山さんは新人時代、最初の仕事はどうやって掴まれたんですか?

里美 新人って…あたしの場合、はるか昔のことだから参考になるかな~(笑)。上京してすぐは、もちろんすぐにナレーターになれた訳じゃないから、顔出しでMCとかもやってたんですけど~。

洋一郎&賢治 か、顔出しやってたんですかーっ?!

里美 そう。それは「CDというものが開発されました!」ってお披露目のでかいショーだったのだけれど~!

洋一郎&賢治 CD誕生の時って!!(笑)

里美 でね。やっぱりというか、顔出しの仕事はばんばん落ちてたんですけど(笑)ある時に、先輩でテレビのナレーションをレギュラーでやられている人がいて。この人がなんとレギュラーを産休で休むというのね。で、代役で私が番組ナレーションをやらせてもらうことになって。

洋一郎 「代役」って、新人にとっては大きなチャンスではありますね。新人がレギュラーに入れる事は簡単ではないから。

里美 その先輩は数回でレギュラーに復帰なさったんで、私は数回で降板…

賢治 あー…

里美 でもでも、その時のスタッフさん達が好印象をもってくれたみたいで、他の番組を作るときに「私」を呼んでくれたんですよ~!

洋一郎&賢治  おー!小さいチャンスがつながったケースですね!

里美 そうやって少しずつ仕事が増えていきました。そういう「はじめはほんっとに小さいところ」からドーンって流れが替わることだって、あるんだよね~。

賢治 ウチ(アトゥプロ)の狩野社長がかつて大手事務所で育ててきた新人の中には、「PR」といってCM中に流す「番組自体の宣伝」とか、ボイスオーバーといって報道番組などの吹き替えなどをチラホラやらせているうちに、実力が認められ、番組で新しいコーナーなどをやらせる際に「やってみる?」なんて声をかけられて少しずつ活動の場を広げてきた人もいるそうですよ。その方、今ではすんごい売れっ子です。

洋一郎 でも、そういう「端役がじょじょに主役になっていくケース」っていうのは一番ありそうに見えて、決して多くはないパターンなんだけどね。特殊な例の一つだととらえたほうがいいかもしれない。

里美 お二人は~?新人だったのに選ばれた時ってありますか?

賢治 実はボクの場合、本当に新人だった頃って、新人だってばれない様に色々ハッタリかましてたんで、呼んだ方も「新人だけど使ってやる」って感じじゃなかったんですよ。ほんのちょっぴりの時期ですけど、キャリア(喋り暦)をサバ読んだことだってあります(笑)。やっぱり、特殊な方ですね。

洋一郎 まあ、そう言っちゃうと『新人が決まる時は”全てのケースが特殊”である』とも言えるんですよね。

里美 ですよね~。だからさ、”いま”他の人がどんな風に仕事に関わって、どういう結果を得ているかということをたくさん知ることは大事だと思うの。生徒が書いてくれてるスクールバーズブログでも、生徒さんたちがすすんで営業の報告や仕事の報告なんかを書いてくれてるじゃない?ああいうリポートって、新人には本当に力になると思う。校長が「学びはオープンにしていきたい」と言っていた理由がすごく実感できるのよ。

賢治 何日か前の生徒のブログには、畠山さんと同じで『代打』で知り合ったスタッフさんから、リピートをしていただいたって話がありましたね。みんな、あの手この手で頑張っている。

洋一郎 うーんむ、ここで私として「新人の間は苦労するのが当たり前。”トッププレーヤー達が取りこぼした仕事に、どう食らいついていけるかを考えなければいけない」という意見も付け加えておきたいですね。さてさて、次回のテーマはどうしましょう?

里美 「里美のナレーション・ロハス生活」とかどうかしら~。

洋一郎&賢治 いやいや、書いてくれるんであればもちろん読みたいんですけども!でもナレーションでロハスって(笑)!

12345

ナレーターを応援したいナレーターを応援したい







ナレーターたちの物語ナレーターたちの物語

ナレーター,ナレーション,知識,情報,ナレーター,ナレーション,知識,情報,

ナレーター,ナレーション,マネージャー,専門,事務所,ナレーター,ナレーション,マネージャー,専門,事務所,

ナレーターメルマガを読むナレーターメルマガを読む