ナレーターになるには/ナレーション表現/技術・練習/売り方

ナレーションの虎

1.スキルの磨き方

スキルの磨き方 [おおはし]2010/09/01(Wed) 01:36
こんにちは。おおはしです。いつもメールマガジンを楽しみにしております。
質問です。
私は学校に通っていますが、なかなか上達が目に見えてわかるものではなく、最終的に何をしていいかわからないということにとらわれています。

以前、メールマガジンに、ナレーションのスキルを磨くには模倣から始めてみては・・・ということが書いてあり、先生がうまいというナレーターの方と、私が思う上手いナレーターの方をピックアップして毎日モノマネに励んでいます。それ以外に練習法というものはありますか?

そして、モノマネ以外に渡された課題原稿を読んでいるとき、プロミンネンスが大事というのは分かっているのですが、これがちゃんと伝わるプロミネンスなのかとかが頭に浮かびます。
正解はないとはいうものの、何回も何回も自分のナレーションを聞くうちに、いまの自分のレベルや基準が分からなくなり、微々たる変化が喜べなくなります。
何十回も練習してたら声は思うようになくなってきて、いつも通りの自分の持ちうるプロミネンスのパターンになってきて、やる気がそがれるという悪循環です。

質問は模倣以外の練習法についてと、こういうように自分のナレーションのレベルは分からなくなったり、プロミネンスどうしようと、迷うことありますか?
もしあるのであれば、分からなくなったときの対処法があれば教えてください。

Re: スキルの磨き方 [大窓王]
おおはしさんナレーションの虎へようこそ。

練習の過程で不安と混乱に落ち入っているようですね。ナレーションは一人での作業なので、不安に襲われたり独りよがりになったりしがちです。だからこそ自分のビジョンを持ち、メンタルがしっかりしていることが大切になります。

おおはしさんの次のステップは、ボイスサンプルを作ってみること。勉強目的ならば、お金をかけずに自作のものでいいです。自分がどれくらい習得できているのか、自分のレベルをチェックするためのものです。ハードルは高いですがきちんと作品として仕上げてみて下さい。作品として仕上げてみることで、その読みがプロとして商品になるのかを見極めてみましょう。そして他人に聞いてもらうこと。客観的な意見を聞けます。せっかくスクールに通っているのですから、先生や同級生に意見をもらってみて下さい。聞いてもらえる環境がスクールの大きな意味でもありますから。

>何十回も練習してたら声は思うようになくなってきて、いつも通りの自分の持ちうるプロミネンスのパターンになってきて、やる気がそがれるという悪循環です。
コピー練習をしたものが、自分の血肉とできていないのではないでしょうか?「モノマネ」で終わるのではなく、どんな原稿でも、それを自分の表現として使えるようになること。もっと高い次元の練習を目標としてみてください。
おおはしさんの成長と成功を祈っています。

Re^2: 御礼 [おおはし]
大窓王さまありがとうございます。
さっそくボイスサンプル原稿を自分で作ったものと人が読んでいたものを組み合わせて、作ってみました。あさってはスクールの日です。
さっそく、先生の所に行って聞いてもらってみます。
アドバイスありがとうございました。
明日の意見によってまた少し違う練習方法も見つけられるようにまた自分なりに模索してみます。
孤独に戦い抜いて見せます。
本当にありがとうございました。

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2.しゃくりを直したい

しゃくりを直したい [ふなっち]2010/06/07(Mon) 16:20
初めて投稿させて頂きます。ふなっちと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

現在、某スクールでナレーションの勉強をしているのですが、
先生に「しゃくりがある」と言われてしまいました。
それで、「人に話すように読む」と言われたのですが、
自宅でどのように練習したらよいかわかりません。

しゃくりをなくすには、どのような練習をすればよいか、
何かアドバイスがあればお願いいたします。

コピーをしよう [謎の配達人]
ふなっちさん、ナレーションの虎へようこそです^^

えーっと、まずしゃくりってのがどんな状態なのか(出だしだけなのか、ちょくちょく出てしまうのか、どの程度なのか)がわからないので、なんと答えたら良いか正直わかりません^^;
ですが、文面をみる限り
>先生に「しゃくりがある」と言われてしまいました。
”しまいました”という言い方で、「この方は自分の読みに無自覚な方なんだろうな」と想像だけはできました。

いわゆる”しゃくる読み”をテクニックの一環として使われている人もいると思います。”しゃくることそのものが悪いのではない”とも思います。ふなっちさんのしゃくりが(無自覚なしゃくりゆえに)「効果的じゃなかった」んじゃないかなと思います。

まだ学びはじめであろう今の状態で、漠然としゃくりを「なくす」ことを考えるより、『評価されている人=売れっ子』がどんな読みをしているかを研究=コピーして、自分の読みと照らし合わせてみるところからはじめてみてください。どこがしゃくっていたのか、何が伝わらなかったのか、すぐわかると思います。
コピーを経験すると、もっと質問もガッツリ踏み込んだものになって、どんどん上手くなっていきますよ~

コピーの仕方については、ナレーターメルマガにおおまかな流れが紹介されています。
◎『はじめてのナレーション【vol.2】 練習、”まず”、何から始めればいい?』
LinkIconhttp://www.velvet.co.jp/merumaga/kakolog/hajimete/hajimete_02.html

またスクールバーズblog内で、ふなっちさんと同じように学び始めの生徒さんが、コピーの方法や、体験談について語ってくれています。
●『コピー論1◎文責:織田寛史』
LinkIconhttp://schoolbirdsblog.seesaa.net/article/152627992.html
●『コピー論2◎文責:織田寛史』
LinkIconhttp://schoolbirdsblog.seesaa.net/article/152628009.html

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3.スムーズな読み

スムーズな読み [アラかめ]2010/06/11(Fri) 14:30
いつも、メルマガ楽しみにしています。
山上さんの経験談は現場のリアルさ厳しさを表していて、生半可な気持ちじゃだめだと、教えてくださいます。
質問なのですが、私はスムーズに読むことができず、咬んでしまいます。何度か下読みしたものでも、だめなんです。滑舌も影響あるかと思いますが、それ以外に注意、訓練する方法がありましたら教えていただけますか?

噛みますよw人間だもの [謎の配達人]
山上です。アラかめさんメルマガの感想ありがとうございます。また当分書けるパワーをいただけました^^

> 質問なのですが、私はスムーズに読むことができず、 咬んでしまいます
誰でも噛みますからご安心ください。人間だもの。トッププロだって噛み噛みですw
今日びの機材はとても優秀ですし録り直せば済む話です。ミキサーでもある僕個人は「良き作品にするために、収録スタッフはプレイヤーを精一杯バックアップするもの」と思っています。スタッフをぐっとこさせることができれば、誰かがきっと助けてくれます。噛むことに縛られず、ぐっとこさせる良きプレイに集中なさってください。

>何度か下読みしたものでも、だめなんです。滑舌も影響あるかと思いますが、それ以外に注意、訓練する方法がありましたら教えていただけますか?
うんうん。練習しすぎると「ああやろう、こうやろう」と邪念でますます噛みがちですよね。なので逆説的に、下読みすらしないってのもおすすめです。(黙読はokです) 下読みしない訳ですから「反射」で読むしかありません。なので、基礎をガッツリやっとく必要があります。いざって時までは「これが一体何の役にたつのかなあ…」と自問自答しちゃうくらい、むりやり口がばがば開けて、舌ベロンベロン回して、不必要にでっかい声出してみてください。本番は積み重ねが問われるのみです。他の人からみたら笑われてしまうくらい試行錯誤して、いっぱい積み重ねちゃいましょう。
噛む理由がメンタル的なことであれば、なおのこと試行錯誤しまくって自信つけるのがてっとり早いと思います。

技術の訓練方法は100人に問えば100通りの方法論が返ってくると思います。でもアラかめさんが「だめなんです」ってほど読めない状態であれば、方法論そのものよりも「アラかめさん自身がひとつひとつ発見していくことで、パワーにしていくこと」が大事なんじゃないでしょうか。訊いて答えをもらうのは楽なのですが、発見する喜びを失うことでもあると思うのです。
『だめなんです』で終わらせずに「どんな風にスムーズに読みたいか」「問題はどこか」「できることは何もないのか」などをじっくり自分自身に問いかけてみてください。そしたら”なんだかわからないけどやってみる”という試行錯誤への行動力が生まれると思います。

もし、オリジナル訓練のおかげでオリジナルなプレイができるようになったら、素敵ですね~

Re: オリジナルの練習 [アラかめ]
早々の返信ありがとうございます。
地方のアナウンスの基礎科を経て、上のクラスに所属したばかりです。

<オリジナル訓練>が大事と聞き、すごく嬉しかったです。
目下、自分に足りないものをカバーすべく,本を買い、滑舌やボイストレーニングなどをしています。これでいいんだと背中を押していただきました。
もっともっと<むりやり口がばがば開けて、舌ベロンベロン回して、不必要にでっかい声出し>をがんばります。

噛んでしまうのも自分を問い直せば、ナレーター志望にあるまじき、プチ活字アレルギーもあるのかもしれません。黙読が苦手なのです。
でも、プロは黙読が頭の中で声になると本に書いてありました。
自分を反省して、ちゃんと黙読をしてみます。文章読解も甘かったので、ストイックに取り組んでみます。
自分の欠点を認め、トレーニングを工夫、発見してみます。

また、コピーの仕方もまったく不十分であったこと、スクールバーズブログ織田さんに教えていただきました。

正直なところ、実はアラフォーの私。(ほんとは、アラの後ろに4付けそびれたんです)
今、こんなに必死なっても報われないよと自問自答することもありますが、やらないより、まずはトレーニングあるのみ!

こんな素人の私が投稿するのも、気がひけたのですが、
いつも、メルマガでいろいろなことを教えていただいていること。
読む人を飽きさせず、のでかったえしたいつも楽しく読んでることお伝えしたかたんです。

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4.かつぜつ

声の特徴やかつぜつ [ホタル]2010/07/03(Sat) 22:06
はじめまして。私は、現在ナレーションスクールに通って勉強をしています。
2年ほど通い家では、習った発声やかつぜつ練習を行っているのですが、どうしてもかつぜつの悪さを改善することができず、声に特徴がなく、声に厚みが出せません。

 さらに、温かみのあるナレーションを読むと顕著にでてしまうのですが、「あなたの声は、温かさではなく、さびしく聞こえる」と指摘されてしまうのです。

クラスの人は、声に特徴などがあり、この原稿に合っているといわれることもあるのですが、私にはそういったものはありません。

事務所に上がるためには、現在の所属タレントにはない魅力的なものを持っている人。といわれました。はじめから声に特徴等がなく、かつぜつ等も悪い部分が改善しない自分は、ナレーターになるには向いていないのではないかと思えて、このまま続けていってもよいのかと悩んでいます。
しかし、どうしてもこの夢をあきらめきれません。
訓練方法や改善方法などがあれば、ぜひアドバイスをお願いします。

Re: 声の特徴やかつぜつ [松田佑貴]
はじめまして。松田佑貴です。
滑舌が悪い、とは具体的にどんな症状なのでしょう?
特定の言葉が不明瞭なのか、文章を読んだときに聞き取り辛いのか・・・お聞かせいただけますでしょうか。

Re^2: 声の特徴やかつぜつ [ホタル]
松田様、返信ありがとうございます。
かつぜつですが、一音一音発声練習では出ても、続けて読んでいくと、サ行、タ行、ラ行などが、唇や舌がうまく動かず、舌が歯にあたったりもして、不明瞭になります。
特に、サ行は、同じように声をだしているつもりでも、録音したものを聞くと、不明瞭さがより出てしまいます。
また、「イ」行が出にくく、特に「ニ」の音が、どうしてもこもってしまい、音が前に出ないので、他の音に比べて聞き取りづらくなります。
このような状態です。どうか、よろしくお願いします。

Re^3: 声の特徴やかつぜつ [松田佑貴]
書かれている内容を読む限り、舌の位置が適切な位置にないようです。

まずは、文章ではなく、一文字ずつ舌の位置を確認しながら発音することをオススメします。滑舌に問題を抱えている場合、文章で練習してもあまり意味がありません。
文字で説明するのは難しいのですが、理想的な舌の位置をざっくりと説明します。

「ら」「ざ」「だ」行以外の文字に関しては、舌が絶対に歯に当たらないようにして下さい。舌が弓なりになると、歯に接触しやすくなりますので、避けて下さい。
また、舌の先端は、下の歯の下側のでっぱっているような所に置いて、動かさないようにして下さい。これより歯側に置くと、歯に接触してしまいます。
おそらく、不得意な文字に関しては、発音するときに舌が歯に当たっていると思います。

「ら」行も、舌の先端は歯に接触しないようにしましょう。ただし、「ら」行は舌の位置は上あごの方になります。

「ざ」「だ」行は、舌の先端を下の歯にくっつけて動かさないで下さい。

以上が、発音するときの簡単な説明です。一文字ずつ、舌の位置を確認しながらゆっくりとやってみて下さい。うまく発音できるようになったら、文章で発音してみましょう。ただし、すぐにはうまくいかないと思うので、最初は文章でもゆっくりと読んだ方が良いです。あせらず、徐々にやってみて下さい。(正確に言うと、ここで提示した舌の位置は正しい場所というより、滑舌を矯正するためのポジションだと思って下さい)

「い」の音ですが、上記の滑舌とは原因がちょっと異なります。
一般的に「あ」行(あかさたなはまやらわ)は、イメージ的には、口の前の方(歯の辺り)で音になるので、音が高くなります。
「お」行(おこそとのほもよろお)や「う」行は口の奥の方(喉の近く)で音になるので、音が低くなり、少しこもり気味になります。

おそらく、ホタルさんの「い」行は、「お」行に近い、少し喉側で発音しているのではないでしょうか。
その場合は、「あ」と同じように「い」も発音できるように練習してみて下さい。音程を合わせても良いですし、音になる場所を合わせても良いです。とにかく、同じ音になれば良いのです。これが出来るようになれば、「に」のこもりは解決すると思います。
滑舌の訓練は非常に地味ですが、やれば確実に効果はありますので、ぜひ頑張ってみて下さい(*^_^*)

舌の位置について [ホタル]
松田様、丁寧に説明していただき、ありがとうございます。

 今回かつぜつに関して、詳しい舌位置を初めて教えていただいて、目からうろこというか、本当に感謝しています。
現在、アドバイスしてもらった舌の位置で練習をしています。
 確かに、「い」行が、アドバイスをもらった方法で発声をすると、前に出るようになり、他の音も、舌の位置を下の歯前歯の歯茎のでっぱりに置くようにしていくと、音がクリアになっていっています☆
これから教えていただいた方法の練習を重ねて、これからの勉強の自身にもつなげていけたらと思っています。
 同時に、この位置に置くと、自然と吐く息をコントロールしないとうまく音にならないので、前に出ていないといわれていた声を、自然と出せるようになってきた気がします。
 今回教えていただいた方法の中で、詳しくお伺いしたい点があり、重ねていくつか質問をさせてください。

①舌の形は →つ こんな感じで、少し下に反るような形になっているのですが、これは正しいのでしょうか?
弓なりはいけないということは、まっすぐに、ぴんと伸ばしてはいけないということととってよかったですか?
②「さ」行は、今までより摩擦音が強くなり、自分では摩擦しすぎているかなというくらいになっています。
 いままで、私が出していた音がクリアでなかったために、感覚としてギャップを感じているだけなのでしょうか?
③また、書いていただいていたのは、「ざ」行と「だ」行ですが、「さ」行や「た」行も、絶対に舌の先を動かさないようにしたらよいでしょうか?
 現在は、とにかく、教えていただいた方法で練習をしており、「ら」行以外は、すべて、舌先を舌の歯茎の出っ張りに置く様に意識して行っています。
④ ③の位置で練習をしていくと、今までとは逆に、言いにくかったり、舌の位置がわからなくなったところがあります。
 舌の先は下においたまなので、そこから1~2センチメートルくらい奥の下を上の壁に当てていて、その間の部分が上の前歯に当たってしまいます。
 さらに、舌の側面が横の歯に当たることが多くなりました。練習の仕方に問題があるのでしょうか?特に、「た」「ち」「つ」などが言い難くなり、より上記のようになってしまっています。
練習を重ねていくとあたらないようになるのでしょうか?
また、舌の形作りがわるいのでしょうか?
⑤「ら」行は、上に舌先を置いて、ra riなどの a等の母音を出すとき、いつもの下の位置に置こうと動かすと、勢いがあるせいなのか、コツッというような、下のくぼみに舌があたって音が出てしまいます。 この音がでないような動かし方があるのでしょうか?
⑥今回教えていただいた下の先の位置は、舌位置を矯正するためということですが。この舌位置での練習が身に付いた後は、舌先の場所などをどう変えていったらよいのでしょうか?
質問の文章が長くなり、申し訳ありません。どうか、よろしくお願いします。

Re: 舌の位置について [松田佑貴]
1)
舌の置き方ですが、ピンと伸ばしても大丈夫です。(実際には口の中でピンと伸びることはありませんが・・・イメージではピンと伸びる感じです)弓なりというのは、舌が下の前歯に、上からかぶさるような形で接触しないように、という意味で使いました。

2)
摩擦音の可能性としては、次の2つが考えられます。
A)いわゆる「すきっ歯」で、歯と歯の間に隙間が多い場合に摩擦音が出来やすくなります。今までは、その隙間を舌で覆っていて摩擦音が少なかったのかもしれません。
B)前歯を閉じて、無声音で「スーー」と続けて息を吐いてみて下さい。これがホタルさんの言う摩擦音だと思いますが、「す」を有声音で発音するときも、必ず最初に一瞬だけ無声音が入ってしまいます。これは「さ」行のどの文字でも一緒です。つまり、その最初の一瞬の無声音が長ければ長いほど、『摩擦音が多い』と感じてしまいます。

Aだった場合、今まで通り舌を使って塞ぐしかありませんが、まずは摩擦音を無視して、舌を正確な位置におけるようになってから、塞ぎ方を考えた方が良いかと思います。
Bの場合、一瞬の摩擦音を少なくするようにしてみて下さい。

自分で判断がつかない場合は、信頼できる方に聞くのが一番かと思います。ホタルさんの言う通り、単なるホタルさんの感覚的な問題かもしれません。

3)
「さ」行も「た」行も、舌の位置は同じ場所に置いて動かさないで下さい。
舌先に少し力を入れて、歯茎を押すようにすると、舌が動きにくくなると思います。

4)
顎の開きが少ないのかもしれません。一度、ペンや割り箸(の厚い方)を前歯で軽~く噛んで、そのまま「た」行を喋ってみて下さい。おそらく「か」行のような発音になりますが、このとき発音や滑舌は気にしないで下さい。このときに意識してほしいポイントは、奥歯の開き具合と、顎の奥の筋肉の使い方です。おそらく、顎の奥が痛くなるくらい、筋肉を使っているかと思います。そして、奥歯の上下の開き具合も、相当開いているのが感覚として分かるかと思います。その感覚が分かったら、ペンや割り箸を外して、同じくらい顎を開いて「た」行(その他、全ての文字)を発音してみて下さい。以前より発音がクリアになるかと思います。
舌の側面が横歯にあたるのは、問題ありません。

5)
力が入りすぎているのかな?と思います。なるべく力を抜いて、ゆっくりやってみて下さい。この「ゆっくり」というのがポイントです。早くやろうとすると出来るものも出来なくなってしまいますので・・・。

6)
クリアな発音が喋れれば、もう舌の位置は気にしなくて良いと思います(*^_^*)
練習しているうちに、どう喋ればクリアに聞こえるのか、ご自身で判断できるようになると思いますので・・・。

以上、分かりましたでしょうか?
もし、また分からない事がありましたら、お聞き下さい。今までとは舌の使い方が違うので発音しにくいかもしれませんが、充分慣れるまで我慢してやってみて下さい。慣れれば普通に発音できるようになりますよ(*^_^*)

Re^2: 舌の位置について [ホタル]
松田様丁寧に回答ありがとうございます☆
現在、教えていただいたように舌の先の位置を気にしながら練習を続けています。やはり舌が動いてしまう音もありますが、地道に努力を続けて改善をしていきたいと思います。p(^_^)q

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5.滑舌(オ列)の克服

滑舌(オ列)の克服 [メロット]2010/11/22(Mon) 00:35
はじめまして。ナレーターのスクールに通い、ナレーターを目指しております。
いろいろな練習方法を試してみたのですが、どうしても改善できないことがあります。
オ列が連続で来ると口が回らず、そこで調子をくずしてしまいます。
録音して自分で聞いてみても違和感がある場合が多いです。

例:おとこ、ところ、こと、ころ、心の
  大盛り上がり、~が行われる

イメージ的には、どのように行えばよいのでしょうか。
 ・顎を連続で下げるイメージ
 ・口を連続を突き出すイメージ
考えられる原因・改善策等ございましたら、ぜひお教え頂きたいです。

Re: 滑舌(オ列)の克服 [松田佑貴]
初めまして。松田佑貴です。
滑舌に関する解決法を、原因別にいくつかあげてみますね。

1.「お」行だけ早口になってしまう場合
日本語の発音は、必ず1文字1拍で発音されます。専門用語では、この単位のことを「モーラ(mora)」といいます。英語の辞書にはbeautifulは「beau・ti・ful」と書いてあります。これは3拍(3モーラ)で発音されますよ、という事です。ビュー・ティ・ホーという発音の仕方(音のつながり)です。これに対して、日本語は「ビュ・―・ティ・フ・ル」という1文字に対して1拍(1モーラ)で発音します。(拗音「ゅ」「ぃ」は拍とみなさず、「びゅ」「てぃ」で1拍となります)注意してほしいのは長音「―」も1拍となる事です。例えば「大盛り上がり」なんかも、「お・-・も・り・あ・が・り」となります。
で、この1文字1拍のリズムが崩れると、早口に聞こえたり滑って聞こえたりします。
(解決法)
1文字1拍を徹底して意識するため、メトロノームを使って読むことをおすすめします。(最初は180くらいにセットしてみて下さい)メトロノームの「カチッ、カチッ、カチッ」という音に合わせて「お・-・も・り・あ・が・り」と読みます。短い文章だとわかりにくいので、30秒くらいの長さの文章で読んでみた方が良いです。このとき、必ずICレコーダーなどに録音して、後から聞き返して下さい。メトロノームと合っていればOKです。もしずれていたら、そこが早口になるポイントなので、合わせられるように練習して下さい。慣れたら、少しずつ早くしていくことをオススメします。「お」行で、ズレている可能性があります。もしズレていなければ、拍に関しては問題ないと思います。

2.「お」行の舌の位置が適切ではない場合
以前、この掲示板のホタルさんの質問への回答に書いてますので、よろしければ見てみて下さい。

3.舌の移行がうまくいかない場合
1番と若干かぶっていますが・・・。
滑舌を直す場合、重要な事は普通の速度では練習しない事です。例えば、速度の速いピアノ曲を弾く場合、最初からいきなり速い速度で弾いても、弾けるようになるどころか、永遠に弾けるようにはなりません。まずは、ゆっくりと確実に弾けるようになってから、速度を少しずつ速くしていきます。
滑舌も同じで、普通の速度で喋れない場合、いくら普通の速度で練習しても永遠に直りません。まずは、ゆっくり、確実に、一文字ずつ発音します。例えば「音」という言葉を発音する場合、まずは「お」と一文字発音します。次に「と」と発音します。そのときの舌の位置、舌の移動の仕方などを自分の体にしっかりとしみこませて下さい。(ただし、まずは舌の位置が正しい場所にある事が前提条件になります。もし自信がなければ、上記2番を参照してみて下さい)
一文字ずつ発声がしっかりと確実に出来たら、その速度を少しずつ速めていきます。おそらく、速くしていく課程で、うまく喋れなくなる事があるはずです。そうなったら、また速度を遅くして確実に舌が移動できるようにして下さい。
そのように、少しずつ速くしていくと、最終的には普通の速度で喋れるようになると思います。

少しでもメロットさんの参考になれば、練習してみて下さい。
早く良くなると良いですね(*^_^*)
松田 佑貴

Re^2: 滑舌(オ列)の克服 [メロット]2010/12/05(Sun) 00:42
松田様。丁寧なご回答、本当にありがとうございます。
どうも舌が下の歯のうえに乗っていることがあり、
これが原因とも思います。練習してみます。

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6.声量をつけたい

声量をつけたい [ママイクコ]2011/01/27(Thu) 14:43
<分かりやすいように、スレッドを分けました>
 はじける一環として声量をつけたいなと思っています。新人のうちは声量大事だよと言われたこともあり、以前は時間をかなりとってやっていたので毎日がらがらに枯れていましたが、今は一日おきに1時間発声(大きめの声量で)して、1時間ナレーションしているのですが(普通の声量で)、それでも枯れて、喉が痛くなります。そして5日間くらいは喉の痛みが長引きます。
休むと声量はつかないと思い、悪循環ですが痛みの引かないままやることもあります。
これはもともと喉が弱いせいなのか、病気なのか、それとも一般的に2時間はしないものなのかがわかりません。しかしもし3時間の収録だったら、1時間のナレーション練習でも喉は痛くなるので、つかいものにならないのではと不安です。
発声はボイストレーニング(歌を教えている)先生に以前習った息もれのない鼻の後ろに充てる発声法です。裏声に練習もしています。しかし、時間がたつにつれ、最初はできていた息もれのない発声も声帯の疲労とともに息がだんだん漏れて読んでいる途中にしんどくなってくるのがわかります。
ナレーションとは少しずれますがもしよければ教えてください。

Re: 声量をつけたい [畠山さとみ]
こんにちは。畠山さとみです。後半の問題に関して、アドバイスになればと思い書き込みさせていただきます。よろしければご参考になさってください。

基本的にフィジカル的な問題は、実際にどんな状態なのか、どんな使い方をしているのかを診てみないと何とも言えないのですが…

声を使う仕事の人は、それだけで常に喉に多少の炎症を繰り返しています。
まして大きな声、はじける声というのは、さらに物理的に負担がかかります。
痛い時に無理して声を出すことは症状を悪化させますし、慢性的に続くと組織自体の変性もまねきかねません。
喉を傷める、声がひび割れる、回復が極端に遅いなどの問題を頻繁に繰り返すようなら、何か器質的な問題があるのかもしれません。
医療機関を受診して、問題があるなら治療を受けるとともに、ある程度状態が回復してからトレーニングを再開することが大切です。
これは声を使う人のボイスマネージメントの基本です。

という一般的なことを確認したうえで、
今回のご相談内容に関しては、一読しての印象としては、のどが弱い、病気と考える前に、使いすぎ、使い方の問題を疑ってみるのが先かと思います。
以下の3点について、私なりに感じたこと、思うところをまとめてみたいと思います。

①喉に負担の少ない発声で大切なこと
②回復力を高めるには
③その他

①については、
a…喉自体をつめない。
b…胸、肩、首などの筋肉を固めない。

鏡を見ながら次のことをチェックしてみてください。
・息を吸う時に、肩が上下し、胸が膨らむ。
・息を吸う時に、首の筋肉のスジがくっきり浮き出る。
・話すとき、ナレーションするときに、首がよく動く。
・ナレーションしていると、どんどん前のめりになって、首が前に出ていく。
・疲れてくると、盆の窪あたりが詰まってコリがひどくなる。

これらはすべて、胸、肩、首など上半身を固めているときのサインです。
大きな声にしようとすればするほど、その緊張は強くなり、発声も力んだり喉をつめたりしている印象が強く出てきます。
声は、身体の中では骨伝導ですから、共鳴させるべき胸郭や首、頭蓋部分を締めつけてしまうのはもったいないことですし、
身体自体も疲れます。

どうしてそうなってしまうのかというと、体軸の問題が一つあると思います。
重力に対してバランスの良い状態でいるかどうかということです。
仙骨(骨盤の真ん中の骨)が後ろ向きのまま、いわゆる猫背の格好のままでは、胸もお腹もしぼんで、腹筋も使えません。
首が前のめりで、重い頭を支えるために首、背中の筋肉ががんばる羽目になります。
横隔膜も十分に動けません。代わりに肋骨周りの筋肉や首の筋肉(息を吸う時にすじばる筋肉)が頑張るのです。

この状態で、腹式呼吸!腹から声出して!!といっても身体が効率よくそうできる状態ではないわけです。
そしてますます力んでしまいます。

一度、仙骨を立てて、下実上虚(下半身がどっしりしていて上半身が楽な状態)、腰の支えがある腹式呼吸を確認してみてください。
発声が、その状態としっかりリンクしているかどうかです。(ママイクコさんが、基本的な腹式呼吸ができているとの前提です)
身体の中で、その感覚と方向性がしっかりつかめていれば、あとはどんな姿勢でも大丈夫です。

aについては、喉が開いている状態を体感するために、太いストローでアーという音を出してみることをお勧めしています。
直径1.3センチぐらいのタピオカなどのデザート用のストロー(東急ハンズで売っています)を口に当て発声します。
声の出し方をいろいろ工夫してみると、くわえている唇がかゆくなるほど振動するポイントがあります。
その発声の時が喉が開いている時です。

これを実際の発声の参考にしてみてください。
多分、喉頭(声帯がある場所、喉仏と考えていいと思います)の位置がいつもより下がって、力みも少なくなっているのではないでしょうか?

このほか、レッスンでは、①に関しては、後頭骨と頸椎一番の間(盆の窪。正確にはもう少し上ですが)と
眉間にスペースを持つことなど、私自身が体験の中で有効だと思うことをいくつかお話していますが、
説明を要する部分が多すぎるので、ここでは割愛させていただきます。
師事している方がいらっしゃるなら、フィジカル的なことは、実際に状態を確認しながら修正していくのが一番だと思いますよ。

②については、①で触れたこともかなり影響してきます。
たとえば、横隔膜が慢性的に筋力低下している人は、酸素の取り込み量が少なく、組織が十分に滋養されないので治りが悪くなります。
呼吸は、健康の要です。

またすぐ喉が痛くなる方で、普段口呼吸になっている方は、これも気をつけた方がいいと思います。
口呼吸の方は、扁桃腺を傷めやすくなります。
扁桃腺は、免疫系の初動部隊です。外部からのウィルスや最近は、まず扁桃腺が対処します。
この扁桃腺がいつも炎症を起こしていたのでは、敵をやっつけなければならない時にかんじんの働きができません。
特に声をよく使う仕事の人は、それだけで口呼吸にならざるを得ないことも多くなりますので、普段から鼻呼吸に心がけましょう。
のどの痛みは、免疫系低下のサインです。

その他の喉の具体的なケアとしては、ご存知だと思いますが…
喉を冷やさない、刺激物を避ける(傷んだ喉に冷たいビールは自殺行為です。やっちゃいますけど…)
乾燥させない。(声帯は、筋肉の上を粘膜が取り囲んだものなので、保湿保温が大切です)
大きなせき払いはしないようにして、なるべく湿らせて自然に痰を排出させること。(咳払いで簡単に声帯を痛めることがあります)
甘いものを控える(唾液が粘ると痰がからみやすい。咳払いを誘発)などです。

あまり神経質にならずに、でも記憶の隅にとどめておいてください。

③その他のことですが…
大きな声が必要といっても、何デシベル以上必要という絶対的なものではありません。
ナレーションはトータルで伝わるものだと思います。
映像があり、音があり、言葉があって、
どんなにつたなくても、へたくそな喋りでも、ちっちゃな声でも伝わる表現、聴く人の心を震わせる表現はあります。
だからと言って基礎不要ということにはなりませんが、あれこれ悩みが多い時は、まず、いろんな表現を観て聴いてみることが必要ではないでしょうか。
単純に、あ、これ好き!これいい!と思った表現や番組に出会えた時、自分の表現も変わってきます。
実際のママイクコさんがどうなのかはわかりませんが、自分の表現に熱心なあまり回りが全然見えていない方もいらっしゃるような気がします。

最後に…
確かに、学びの場では、自分の問題にどんぴしゃりという回答はなかなかないと思います。
そのもどかしい部分を自分で埋めていくことが学びの本質で、醍醐味であると思います。
もどかしいと感じる部分があればあるほど、自分自身が明確になっていくことにつながります。
他の方の発想や経験を参考にしながらも、そうして得たものだからこそ自分仕様が出来上がっていくのだと思います。
お互いに頑張りましょう。

Re: 声量をつけたい [松田佑貴]
1時間で喉が痛くなるというのは、発声が間違っている可能性があると思います。
習った事が家でもきちんと出来ているか、ボイス・トレーナーの先生に定期的にチェックしてもらうと良いのではないでしょうか。

また、発声練習するのは良い事だと思いますが、その目的を常に心がけて下さい。
ナレーターとして必要な声は、作品をよりよくする魅力的な声です。決して大きな声ではありません。酔っ払って大声で喋ってる人の声は魅力的でしょうか? もっと聞いていたいと思うでしょうか? そんな事ないですよね。意味なく大きい声はうるさいだけです(^_^;)

発声練習するときは、目的意識をしっかり持って下さい!

また、もし声帯に不安があるようでしたら、医師に相談すると良いと思います。
俳優・声優や歌手などが通う耳鼻咽喉科(音声外科)がありますので、もし喉の状態や病気など、不安があるようでしたら一度受診してみることをオススメします。
東商ビル診療所
http://www.tosho-clinic.com/

ぜひ、魅力的な声を目指してみてください(*^_^*)

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7.読み間違い

読み間違い [雪]2011/01/26(Wed) 11:42
はじめまして。
私は、ナレーターになるため地方のスクールで勉強を続けている雪と申します。
勉強を続けて以来、どうしても直すことが出来ない悩みがあり、こちらに相談させていただきました。
それは、原稿を読む際、詰まって言い直しするだけではなく、文字の読み落としや、書いていない言葉を勝手に作り、読んでしまうことです。初見から、数回読んだとしても、感情を込めると特に出てきてしまいます。原稿の文字の一つ一つに想いを込められて作られている方へ、大変失礼にあたるということで、本当に直したいのです。
十分に気をつけて読んでも、録音したものを聞き返してみると、上記のようなことを行ってしまっているのです。自分では全く気付けてていないところが、悔しいです。さらに、意識して一文字一文字を発していくと、気持ちが全く入っておらず、平坦になってしまいます。
現在、「毎日新聞を音読する」ことを行っています。読み間違いをなくしたいです。意識することや、練習方法などあればアドバイスをお願いします。

Re: 読み間違い [都さゆり]
雪さん、こんにちは!
気持ちをこめつつ、正確に読むのはとても難しい事ですよね。
ナレーターは相反した事を同時に要求される特殊な仕事といえます。
唐突ですが、最近、眼科へ行かれたことはありますか?
急に視力が落ちたということも考えられるので、行くことをおススメします。
すでにメガネやコンタクトをお使いの場合でも、眼科に行ってください。(メガネ店ではなく)ナレーターにとって、声、耳と同等に大事なのは目です。健康診断の意味も含めて、一度調べてもらいましょう。

問題なければ、あとは今なさっているような練習を続けてください。新聞だけでなく、小説、セリフなど、感情を伴う文章も音読してください。間違いが多いなら、読みのスピードをゆっくりして、徐々にスピードをあげていきましょう。
雪さんのご成功をお祈りいたします。

読む目的は「面白いかどうか」 [謎の配達人]
雪さんはじめまして。ナレーションの虎への書き込みありがとうございます。
悩みがあるときは、悩みに近寄りすぎてしまって目の前が見えないことがしばしば。まずは一旦深呼吸して、少し離れた視点で客観的に考えてみるといいですよ。

読み間違いイコール悪いではないと僕は思っています。原稿と違う言葉が出てしまったって、作り手たちは面白ければ、いいと言ってくれます。僕自身の現場で何度も経験したことです。
原稿そのままの言葉しかダメ!って創り手もいるとは思いますが、そのスタッフにあたった場合(少なくとも雪さんのナレーター人生にとっては)味方にはなってくれないであろう人たちな訳ですから、無理をしてまで悩むこともないかもしれません。

「文字の一つ一つに想いを込められて作られている方へ、大変失礼にあたる」というのが胸を痛めている原因だと思います。でも考えの主体を書き手ではなく、作品においてみてください。作品が向上する”かもしれない”試行錯誤に失礼を感じる書き手がいたとすれば、その書き手は作品に対して失礼だと思うのです。
また表現者としても「つい、”そんな気になってしまった”」くらいのトランスで作品に入り込めているのは、素晴らしいことだと思います。もちろん言葉が詰まったりするのはないに越したことはありませんよ。でも大事なことは「面白いかどうか」この一点のはずです。

作品のクオリティと成果を中心に考えれば、いま雪さんがやるべきは「新聞を読む」のも大切ですが、別の”考え方”をもつことかもしれません。
◯「つい出てしまう言葉」を磨くために、常に良い作品に触れ合っておく。
◯事前に作り手たちとコミュニケーションを深める。
◯「読み間違えは、全ての現場で、絶対に、何度かは、起こる」と自分で自分を決めつけておき、そうなった時にどうするのか対処を考え、習慣づけ、メンタルを保つ。
◯気持がこもらないってことは「平坦な読み」は勝てないクオリティってことですから、「自分にできること」読み間違えるけれども独自な部分のクオリティをあげておくこと。ニッチで勝っていくビジョンをもっておくこと。

などのことです。上記4つは、教わってから僕が今も実践していることです。おかげで自由に大きな表現をすることだけに集中できるようになりました。
いかがでしょうか。

Re: 読み間違い [畠山さとみ]
雪さん、こんにちは。質問拝見しました。早速ですが…

>詰まって言い直しするだけではなく、文字の読み落としや、書いていない言葉を勝手に作り、読んでしまうことです。

ということは、詰まっていい直しすることもあるし、文字の読み落としや書いていない言葉…もあるということでしょうか?トチリが多いと、それに気を取られて、アッ!と思った瞬間、文字を読み落としたり、自分の生理にあっていない文章だと、とっさに勝手に読みやすい言葉が口を突いて出てしまうことは、私もよくあります^^;

もしかしたら、トチリ癖が最初にあって、その動揺が、『文字の読み落とし…』を招いてる可能性もあると思います。一度、自分のパターンを分析してみてください。

私の場合で恐縮ですが…
私は、数字に弱い、『上下、左右』『高い、低い』『長い、短い』などの反対語、
『建設、建築』『制作、作成』『論理、理論』『議論、論議』『記述、記載』『認証、承認』などの似た言葉の時は読み違いが多いのがわかっているので、下読みの時には、チェックを入れます。

生徒さんの喋りを聴いていると、アクセントに自信のない方、長いセンテンスの文章、連体修飾語が長い文章などの時、やはりトチリが多いような気がします。

『噛む』という言葉は、いつごろから一般的になったのでしょうか?
『噛んじゃった!』などと言って、自分の失敗を笑って見過ごしてはいけません。度を超すときは、ご自分の失敗に何かパターンがないか分析してみることも大切だと思います。
ちょっとわき道にそれました。

ご自分のトチリのパターンを把握して、下読みの段階で不安がない状態にしておくことを心がけてみてはいかがでしょうか。新聞の読むことも、良いトレーニングになると思います。その場合、いきなり声に出さず、一回目は黙読で内容と構成をざっと把握し、自分がひっかっかりそうなところをしっかりチェックし、次に、本番のつもりで声に出すというのをお勧めします。自分がトチリそうなところが予測できるようになると、対策がわかり、読みはより安定してくると思います。

それから、文字を追う視線は、声にする文字より先先に移動していきます。(当然お分かりだと思いますが^^;)最終的には、そのチェックで、最終仕上げをしてみてください。
健闘を祈っています。

Re^2: 読み間違い [雪]
遅くなりましたが、たくさんのアドバイスをありがとうございます。
 現在、いただいたアドバイスを実践しているところです。
 確かに、視力が一年間のうちで、半分ぐらいに落ちてしまっていました。眼鏡を作ったところ、慣れない為か、あまりかわらなかったですが、気付くと原稿を顔に近づけているということはなくなってきました。

 そして、謎の配達人様のアドバイスは、目からうろこというか、初めての意識でした。
 今まで間違えないように、間違えないようにと考えすぎると余計に間違えていたようです。気にしすぎないようにして、自分の表現を大切にするよう意識付けをしているところです。

 一番改善に効果的であったところは、自分の読み間違えるところを分析してみたところでした。基本的な、視線は声に出しているところより先ということをしていなかった為、ぱっと見た次の文字を一瞬で認識して、読み間違うようです。

少し視線を先に置いて、何が書いてあるか理解しながら読んでいくと、間違えは減りました。ただ、感情が入ると、特に自分の意識が飛んでいってしまい、間違いの数が増えてしまったり、慣れていないためか、先の文章を理解しているうちに、今自分声に出しているところの感情を入れることが出来なくなっています。これは、トレーニングを続けていくと改善していくのでしょうか?

もう1つ質問をさせてください。
視線を少し先というのは、どれくらい先を見られているのでしょうか。現在、改善した視線は、今読んでいる言葉の1つ先の文字を見ています。例えば、上記の文字だと、声は「本当に」を出しつつ、頭では、「基礎的な」を見て、次は「基礎的な」だな。と頭の中で思いながら「基礎的な」の部分の感情を考えながら行っています。
これで、正しいのでしょうか?
このとき、目線の部分は、頭の中で反復しないほうがよいのでしょうか?
本当に基本的なことかと思いますが、今まで出来ていなかったため、詳しくお伺いしたいです。宜しくお願いします。

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8.声が出なくなった

声が出なくなった・・・(><) [オレンジピール]2011/04/27(Wed) 09:33
多分、風邪だと思うのですが熱は無く、喉が痛くて、声がほぼ出なくなってしまいました・・・!こんなに出なくなったのは初めてです。
幸い今日明日は仕事が無く、GWに入るので少しは安心なのですが日常生活にも(2歳児がいるので)支障があります。午後から病院の予約が取れたので行きますが、こんな時の実践的対処方があったら教えて下さい。

うがい、梅干し湯、しょうが紅茶、首にタオルはやっています。そして話す時は、ひそひそ声で、なるべく喉は使わない様にしていますが子供がいるとなかなかそうはいかなくて・・・。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

Re: 声が出なくなった・・・(><) [松田佑貴]
はじめまして。松田佑貴です。声が出なくなると焦りますよね。
私も一度だけ声が全く出なくなって、メールもない時代だったので、FAXで連絡したことがあります(^_^;) 当時は、まだ声の仕事をしていなかったので事なきをえましたが・・・。もう何日か経ったようなので快方に向かっているかと思いますが、念のため、書き込みますね。

声帯をこれ以上悪化させない方法として
・本や新聞など、とにかく文字を読まない
 →文字を読むと自然と声帯が動いて、声は出さなくても負担がかかります。なるべく、目を休ませましょう。

・ウィスパー(ささやき声)で喋らない
 →ささやき声は声帯に力を入れて振動数を抑える喋り方で、声帯にかなり負担がかかります。小さな声(たとえば寝起きのときのような感じ)で喋るのが一番声帯にとって負担のないしゃべり方です。

・喉をあたためない
 →炎症が起きている場合、そこは熱を持っています。そこを暖めると、炎症がひどくなる恐れがあります。(たとえば捻挫をしたときは患部を冷やしますよね?それと同じことです)お風呂でも湯船で暖まりすぎない方が喉の炎症にとってはベターです。

・とにかく乾燥させない
 →乾燥はとにかく声帯を痛めますので、マスクをするなどして、喉は常に潤っている状態にしましょう。
なお、東商ビル診療所(http://www.tosho-clinic.com/)は、声に関わる仕事をしている方がたくさん通われています。声の仕事にあわせた治療を相談できるかもしれません。(病院なので、ご利用はご自身の判断でお願いします)
早く良くなることをお祈りいたします。

Re^2: 声が出なくなった・・・(><) [オレンジピール]
書き込みありがとうございます!
おかげ様で声は出る様になりましたがまだかすれていて、クリアな音が出ません。
全く声が出なくなった時は本当に焦りました(><)

教えて頂いた事はほぼ、初耳や自分の思っていた事と反対の事で驚きました!

最近は年齢のせいか風邪を惹いても回復が遅いのでGW開けまでに治るか不安でしたが教えて頂いた事をやってみます。

私は地方で仕事をしているので教えて頂いた診療所は行けませんが何かのおりに、知人等にも教えてあげたいと思います。
本当にありがとうございました!

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9.「リ」と「キ」の発音

「リ」と「キ」の発音 [雄馬]2011/05/16(Mon) 17:47
こんにちは。養成所に通い始めて2年目になります。
「リ」と「キ」の発音がうまくできません。
よい練習の仕方があれば教えてください。

Re: 「リ」と「キ」の発音 [松田佑貴]
はじめまして。松田佑貴です。
実際の発音を聞いていないので、私がレッスンでやっている一般的な直し方をお話ししますね。

まずは、文字や文章ではなく、一文字だけで発音して、舌の位置を確認して下さい。(舌の位置はあとで説明します)重要な事は普通の速度では練習しない事です。例えば、速度の速いピアノ曲を弾く場合、最初からいきなり速い速度で弾いても、弾けるようになるどころか、永遠に弾けるようにはなりません。まずは、ゆっくりと確実に弾けるようになってから、速度を少しずつ速くしていきます。

滑舌も同じで、普通の速度で喋れない場合、いくら普通の速度で練習しても永遠に直りません。まずは、ゆっくり、確実に、一文字で発音します。

一文字ずつ発声がしっかりと確実に出来たら、普通の文章で速度を少しずつ速めて読んでいきます。速くしていく課程で、またうまく喋れなくなる事があるかもしれません。そうなったら、また速度を遅くして確実に舌が移動できるようにして下さい。
そのように、少しずつ速くしていくと、最終的には普通の速度でも滑舌良く喋れるようになると思います。

さて、舌の位置です。

「き」に関しては、発音するときに、絶対に舌が歯に当たらないようにして下さい。舌が弓なりになると、歯に接触しやすくなりますので、避けて下さい。

また、舌の先端は、下の歯の下側のでっぱっているような所に置いて、動かさないようにして下さい。これより歯側に置くと、歯に接触してしまいます。特に、舌の先端に力を入れて、絶対に動かない(離さない)ようにして下さい。ここがゆるんでしまうと、発音が甘くなります。

次に「り」です。「き」と反対に、上の歯の上側のでっぱった部分に舌をあて、「り」と言いながら、舌を「き」の位置(舌の歯より下側のでっぱったところ)まで一気に下ろします。このとき、先ほどの「き」の発音のときと同じく、舌の先端になるべく力を入れておろして下さい。力がゆるむと、滑舌が甘くなります。

以上が、「き」と「り」の説明です。

分かりましたでしょうか?
もし、まだ何か不明なところがあれば、遠慮なくどうぞ^^
練習がんばって下さい!!

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10.緊張とメンタル

緊張すると声がでなくなってしまいます。 [ナチュラル]2011/05/26(Thu) 18:04
はじめまして。いつも勉強させていただいております。

私は普段の会話や歌以外で声を出そうとすると喉がしまり声が出にくくなってしまいます。
特にあ行が頭にくる文だと気持ちは緊張していないのですが体が勝手に緊張してしまい第一声がすぐには出てきません。ようやく少しですがナレーションの仕事が入りはじめたのに…。とても不安です。自分なりに対処法を探して試してみたのですがなかなか改善されません。仕事をする前はそんなことはなかったのですがどうしたらいいか困っております。
解決策がを教えていただけないでしょうか

Re: 緊張すると声がでなくなってしまいます。 [大窓王]2011/10/05(Wed) 18:06
「緊張すると声がでにくくなってしまいます」
これは表現や技術のことではなく「メンタル」の要素です。
それぞれのナレーター陣もなかなか書きづらい内容なかと思います。なぜなら一人一人の抱える課題が違っているからです。原因も目的も人それでしょうから。「メンタル」の対処法に決まった形はないです。以下に私なりの「メンタル」への対処法を書いてみます。ただし専門分野でないので軽く受け止めてくださいね。

一つの「メンタル」へのアプローチ。
その緊張はどこから来るのか。どんな経験から緊張するようになったかをたどっていくことです。きっと無意識下にひそませているいるようなことだろうと思われます。その原因が見つかった時に問題が解決する…かも知れません。

もう一つの「メンタル」へのアプローチ。
緊張してあ行が頭に来る文をうまく発声出来ない。それが自分であることを認めること。たとえそれが欠点であっても、自分自身であり個性ととらえることは可能なのですから。その欠点=個性をカバーするような工夫を探していきましょう。そうするうちにやがて緊張していたことも忘れることになる…かもしれません。

「メンタル」を克服するのは「メンタルの力」なのです。
乗り越えた先に、ナレーションの仕事が広がっていくことを祈っています。

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11.一本調子

一本調子。 [大和]2011/10/04(Tue) 13:47
初めまして。現在ナレーターの勉強をしている大和と申します。
今、ナレーションの気持ちの込め方の勉強をしているのですが、
自分では場面ごとの支持された気持や感情を込めて言葉を出しているんですが、先生にはまったく伝わってこないと否定されてしまい、
自分で録音して聴いてみても、一本調子で気持ちがまったく込もってないのがよくわかりました。
それで何度も録音しては聴いているのですがどうしても治らず
もし何かコツがあるのでしたら教えていただきたいです。
拙い文章ですが、失礼しました。

Re: 一本調子。 [松田佑貴]
内容はじめまして。松田佑貴です。
感情が入らないとのことですが、先生からの具体的なアドバイスは何かありましたでしょうか?大和さんの実際のナレーションを聞いていないので、一般的な事になりますが…。
今、私が真っ先に思いつくのは「使っている音域が狭いのでは?」という事です。

例えば、日常会話で言うと、テンションが高くなると自然と声が高くなります。
また、気分が沈んでいるときは声が低くなります。
シリアスな事をいうときも声は低くなるのではないでしょうか?

このように感情というのは、声の高低にも非常に大きく影響を与えます。
逆の立場で考えると、声の高低がないと、感情がなくなってしまう(ように聞こえる)のです。

ただし、これはあくまでも感情表現のバリエーションであって、実際に読むときにはテンションが高いからといって「常に」高い声で読むわけではありません。
日常会話にもメリハリがあるので、テンションに関係なく声の高低幅があります。
実は、人間は1つの文の中でも、低い音域から高い音域まで、ものすごく広い音域を使っているのです。

では、どうやって音域を広げれば良いのか?
一番の勉強方法は、前回のスクールバーズのメルマガにも書いてありましたが、「オンエアされている番組のナレーターをコピーする」ことです。

実際のオンエアを見て、プロのナレーターとユニゾン(=同じ音程になるように)声に出してみて下さい。そして、それをICレコーダーに録音して、同じになっているかどうか自分の声とオンエアを聞き比べてみて下さい。

私は、これを初めてやったとき、ひっくり返るくらいビックリしました。
というのも、聞いてる限りではフツーに読んでいるように聞こえるのに、実際に自分が真似してみると、考えられないくらい、というか自分の出せる範囲を超えるくらいの音の高低差があったのです。

そのくらい、「聞いてるだけ」と「自分が声にしてみる」ことに大きな(大きすぎる)開きがあるのです。

ところで、音の高低を練習するとき1つ注意点があります。
私はよくレッスン中に指摘するのですが、「もっと高い音域まで使って下さい」と言うと、声のボリュームを大きくする人が少なからずいるのです。
音程を上げようとするとボリュームを大きくするよう、無意識に脳内で変換?されてしまっているようです。
これは無意識なので、声を高くするときにボリュームが大きくなっていないか、後で自己チェックしてみて下さい。

まずは、音の高低にフォーカスして、感情表現との結びつきをぜひ意識してみてはどうでしょうか?

大和さんの感情表現が大きくなることを祈っております。
もし分からないことがあれば、また書き込んで下さいね。
勉強がんばってください!!^^

Re^2: 一本調子。 [大和]
松田佑貴さん、初めまして。
声の高低、言われてみればそうかもしれません。
参考になりました!ナレーターのコピー、一度やってみます!

お忙しい中、わざわざお答え頂きありがとうございました!

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12.口腔の音

口腔の音 [みどり]2011/10/30(Sun) 12:31
同じような質問が過去にありましたら申し訳ありません。
ご相談があります。
かつてナレーターをやっていましたが、お恥ずかしながら、今さら口腔粘液の音に困っています。久々にスタジオで宣材用のナレーションをとったところ、スタジオの方から教えていただきました。自分で録音してもたしかに聞こえました。

これを防止するために、収録時や普段から気をつけることなどありましたら、教えていただけるととても助かります。よろしくお願いいたします。

Re: 口腔の音 [謎の配達人]
気にしないで【大きい口開けて大きい表現することに集中する】のが良いです。
何をどうしようとノイズは出る時は出ます^^;とくに小声のプレイをしている時はプロだってバンバンです。ちなみにいまのテレビはBGMや効果音もバンバンで(よ~く聞くとリップやブレスが入ってることもあるんですよ)ほとんど問題にならないと思います^^

僕個人はミキサーとして「リップをうまく除去してナレーターをサポートするのがミキサーの醍醐味」と捉えています。その上で、リップが出るという人をみて『口の開閉、舌の動きの筋肉が弱い人は出やすいのかな?』と思ってます。口の開閉なんて実際はコンマ何秒の違いかもしれませんが、スタッカートに開閉できてない人は唾が鳴りやすいように思います。口開閉のトレーニング(特に”開く筋肉”は意識しないとつきません)は見落としがちですから、試す価値はあると思います。

参考までにですが…喋る前に甘いものをたべると口の中もちゃもちゃしてリップ出やすい、という人もいるようです。(コーヒーにミルク入れないことに集中する、饅頭食べないようにする、など)。一方で、プロの売れっ子たちには本番直前に何でも食べてる人が多いようです。
どっちでも好きな選択をすればいいことですが、「良い表現でさらに仕事をとっていくことに集中してる」人が売れていくのだなあ、と僕個人は思います。

Re^2: 口腔の音 [みどり]
謎の配達人さま
なるほど~!それを気にして表現力が下がるよりは、表現に集中したほうがいいんですね。
あと、開閉のトレーニングや直前に甘いものを食べると影響しやすい旨も了解しました!
ちょっと気をつけつつ、気にし過ぎず表現に集中しようと思います。
聞ける人がいなくて困っていましたので、とても助かりました。
ご親切に感謝します!!

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